ドイツブンデスリーガについて

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ブンデスリーガは、日本のサッカー選手も多く活躍していることで知られるドイツのプロサッカーリーグです。前半まとめでは、世界一の観客動員数を誇るブンデスリーガの秘密に迫ります。ブンデスリーガがドイツで絶大な人気を誇っている理由のひとつが、チケットが安いことです。イギリスのプレミアリーグの約半分のチケット代で、ヨーロッパのトップリーグの中では、最も安い価格設定になっています。

サッカーの試合が行われるスタジアムの収容率は平均して9割とほぼ満席となっています。リーグ全体の実力が拮抗しているため、どのチームが優勝してもおかしくなく、そのために毎試合が白熱しています。どのクラブも芸術性と戦術に長け、個性豊かな監督や選手がいるのも大きな魅力です。ブンデスリーガは、イギリスのプレミアリーグやイタリアのセリエA、スペインのリーガ・エスパニョーラと比べても活躍している日本人選手が多いです。

そのため、日本でも人気が高く、様々なスポーツメディアで特集されることが多いです。ブンデスリーガは、若手の育成にも力を入れており、さらにファンサービスにも熱心です。当日のチケットを持っていると、公共の交通機関を無料で利用でき、託児所も充実しているので、女性や子供のファンも増えています。

日本でも人気が高いブンデスリーガ

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2017年、世界一の観客動員数で知られるブンデスリーガが、さらに記録を更新しました。DFLの発表によると、1部と2部を合わせて1905万人近くの人がスタジアムを訪れたのです。ヨーロッパの人気リーグであるイングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエAに圧倒的な差を付けています。

テレビの放映権料でも過去最高金額を記録しており、ドイツのサッカー人気を裏付けています。ドイツにサッカーというスポーツが伝わったのは、19世紀の中頃です。プロ化の動きが活発になったのは戦後のことで、50年以上も前からライセンス方式でリーグ運営を行ってきたのです。堅実で安定した運営で有名なブンデスリーガは、日本でプロサッカーリーグが設立されるときのモデルにもなっています。

ブンデスリーガのシーズンは、冬季の12月中旬から1月中旬の休止期間をはさみ、前半戦が8月から12月、後半戦が1月から5月に行われます。そして、優勝したクラブには、マイスターシャーレと呼ばれる優勝皿が贈られます。1位から3位までのクラブは、翌年に行われるUEFAチャンピオンズリーグ本大会へ出場する権利を得ます。