今朝車で通勤中、僭越ながらスリップの方をさせていただきました制作のSです。
花巻から紫波に入るあたりの交差点(十字路)で、赤信号のため停車したのですが、道路がまあ見事に凍っておられまして、ツルッツルのピッカピカでした。「いま俺はすごい地点の上にいるのだなぁ」とドキドキしました。
信号が青に変わり、先頭だった僕はおそるおそるアクセルを踏んだのですが、ガリガリと音をたてて即座にABSが発動。まずいと思いすぐアクセルを離したのですが、時すでに遅し。さらにブレーキを踏んだのがいけなかったのか、FFなので後輪は自由奔放にスライドし、気がつけば交差点の真ん中で、ほぼ真横(左側)を向いているとってもクレイジーな状態に!
「ワオーー!!!なんか、ホントにこんな事になったよう!!」
てんぱりながら横目で「後続の車はどうかな」と見てみると、なんとまあ大勢いらっしゃるではありませんか。ゆらゆらと湯気を出して停車したまま、僕の次のアクションを気にしています。
僕の中で先頭車両というのは、「その群れ」を率いる役割を担ったいわばリーダー的存在であり、どんな状況下においてもクールでいなければなりません。スリップしてクルクル回っているなど言語道断、信用はガタ落ちです。僕なら信用しません。
僕がリーダーとしてはじき出した答え、それは「そのまま左へ曲がる」でした。
進行方向はまっすぐだったのですが、リーダーとしてはココはやはり左に行かなければなりません。山しか見えない薄暗い左側に用事がなければいけません。もう戻れないのです。
「俺は最初っからこうだったぜ!」
結果的にマリオカートばりの「とんでもなくカッコいい左折」をし、今まで走ったこともない道にIN!
すぐに、この先が不安になります。
ここはどこだろう、どこに行くんだろう。おっ、看板があるぞ。えーとなになに......?
『葛丸ダムまで約6km』
なんか怖いんですけど
絶対に6km走ってはいけないと判断し、少々強引ではあったのですがUターンし、もとの交差点へ。
道中すっかり泣きそうになり「帰ったろか」とも思いましたが、ラジオから流れるスピッツの「チェリー」がなんともやさしく、『きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる』とのことでしたので、「負けてはいけない」と思い直すのでした。
そんなこんなで、遅刻しました。
申し訳ございません。
【本日のBGM】
Debaser/ピクシーズ
